ロレックス事件簿~個人売買にはご用心~
事件発生!
普段何気なくネットでニュースを見ている時に、なじみの単語が出てくるとハッと目が行ってしまいますよね。
少し前のニュースになりますが、私も「ロレックス」という単語にハッとしてしまったのが以下のニュースです。
ロレックスの腕時計の購入代金として偽の1万円札62枚を使ったとして、警視庁は、東京都調布市布田1丁目、大学生斎藤薫実(たくみ)容疑者(22)を偽造通貨行使の疑いで逮捕し、10日発表した。斎藤容疑者は容疑を否認しているという。
引用元:朝日新聞デジタル
捜査2課によると、斎藤容疑者は2月上旬、東京都港区の図書館で、同区内の50代男性から腕時計を購入する際、封筒に入れた偽1万円札62枚を手渡した疑いがある。インターネットの掲示板に出品していた男性に購入を申し込んでいた。男性が帰宅後に改めて確認し、印刷や切断面のずれに気づいたという。偽札はすべて同じ記番号で、カラーコピーされたものとみられるという。
同じ日には東京都新宿区内で同じ記番号の偽1万円札35枚が封筒に入った状態で見つかっており、警視庁が関連を調べている。
引用元:朝日新聞デジタル
事件に対するコメントに違和感が・・・
「え~!カラーコピーなんてすぐばれるだろ!!」
と誰もが思ったことでしょう。
そしてそんなことを実行してしまう大学生って・・・
犯行自体の拙さには疑いの余地もなく、そのためこんなニュースになってしまっているのだろうとも思います。
私はこのニュースを某ヤ〇ーニュースの記事で読んだのですが
事件の内容よりも気になってしまったのはコメント欄の内容です。
基本的にはデフォルトで「共感順」に並んでいたはずですので、
より賛同者が多い順にコメントを目にしていたはずなのですが、
私にとっては違和感を感じるコメントが・・・
※現在、ヤ〇ーニュースのページは閲覧できない状態となっておりコメント欄自体も閲覧できないため、以下にご紹介するコメント内容は私の記憶によるものということ、また極めて私的な意見であることをご了承ください。
ロレックスに対する世間の目とは
まず気になったのは
「そこまでしてロレックスって欲しい?ロレックスは自分で稼いだお金で買うから価値があるんだよ」
というコメント(要旨)です。
犯人は本当にロレックスが欲しかったのか、
それとも現金化しやすい物としてロレックスを選んだのかはわかりませんが、
私には後者であるとしか思えません。
罪を犯してまで手に入れたいという欲望を持っているのに、個人売買で手に入れた中古品で満足できるでしょうか。
また偽札を使用するのですから使う枚数は何枚でもそれほど変わりは無いと思います。
であれば新品だって買うことができるわけです。
新品のロレックスを買わない、つまり店舗で使用しなかった理由としてはやはり店舗で偽札を使用するとすぐばれる可能性が高いと考えたからなのではないでしょうか。
犯人はインターネット経由で直接現金をやり取りする個人売買を利用しているわけですが、ロレックスとはいってもそれほど出品数も多くはないでしょうし、その中で都合よく欲しいモデルが出品されている可能性も低いでしょう。
逆に個人売買を利用して、偽札であることがばれるリスクを低くして現金化できる商品を購入しようと考えたという方が極めて自然な気がします。(結局ばれてますけどね)
ただ私は、コメントされた方の意見が間違っているのでは、ということを言いたいのではありません。
この事件の記事を目にした方が
このようなコメントをしてしまうこと自体、
さらに多くの方が共感していることに違和感を感じるのです。
なぜこのようなコメントに至ったかを考えてみると、
コメントをされた方、共感している方は「ロレックス」に対して「高価」「お金持ち」「見栄」「ステータス」「成金趣味」といったイメージを強く持っているということが挙げられるのではないでしょうか。
そのため「ロレックス」というワードから短絡的に「ロレックス目当ての犯行か」という思考に至ったということが考えられます。
また犯人が「貧乏」「お金を持っていない」というイメージが少なからずある「大学生」であるという点も多少は関係しているかもしれませんね。
また「ロレックスは自分で稼いだお金で買うから価値がある」という内容からは、
購入するまでの過程に意味があるという考えが根底にあると思われます。
ロレックスを買えるくらいの収入を貰えるようになった・・・
がんばって貯金してお金を貯めた・・・
確かにそういう側面もあるでしょう。
しかし改めて考えてみると、
自分の欲しいもので高額なものを買う時って自分で稼いだお金以外で買います??
ロレックスに限らずある意味当たり前の内容ですよね??
そこでわざわざ「ロレックスは」としてコメントしてしまう、というのは
完全にロレックスを「高級品・贅沢品の象徴」として扱っているからではないでしょうか。
以上を踏まえると上記のコメントには
ロレックスに対する強すぎるイメージ・先入観
が強く作用した結果、生じたコメントであると言えるのではないでしょうか。
ロレックスは「腕時計」なのか
-はい、腕時計です-
次に気になったコメントは
「私はホームセンターで購入した3000円の腕時計をしていますがこれで十分です。高いお金を出してロレックスを買う人の気持ちがわかりません。」
といったものです。
腕時計に限らず、こういった意見をアピールする謎の勢力が一定数います。
基本的にはこういった意見については
「自分でお金出して欲しいものを買ってるんだから、ほっといてくれ!」
と一蹴したくなりますが
コメント自体は個人の意見として捉えるならば理解はできます。
なぜならコメントをされた方はロレックスについて「ただの腕時計」としての価値しか見出していないからです。
一般的に考えてロレックスを購入したいと考える人はもともと腕時計をつける習慣のある方でしょうし、購入を検討した時点で他に腕時計を所持している方もいるでしょう。
またロレックスを所持してる方でも他の腕時計と合わせて、時・場所・場合によって使い分けている方もいらっしゃるかと思います。
もしかしたらホームセンターの3000円の腕時計も所持しているかもしれません。
とすると、
ロレックスを購入したいと考える人というのは腕時計としての機能に魅力を感じて
買いたいと考えているわけではないですよね。
もう腕時計は持っているのですから。
ロレックスに「ただの腕時計」という以外の価値を見出しているからこそ購入する、あるいは購入したいと考えるわけです。
そういう意味では
ロレックスは腕時計ですが腕時計じゃないんです!
ちなみにこのコメントをされた方は3000円の時計で十分とおっしゃっていますが、「100円均一の腕時計で十分」「腕時計無くてもスマホで十分」なんて意見を耳にすることもあります。
もし100円均一の腕時計をした方に「3000円でも高いよ、100均ので十分」なんて言われたら何と答えるのでしょう。
防水性、耐久性、デザイン、精度・・・
理由はいろいろ考えられ得ると思います。
一つ言えることは3000円の時計を購入している時点で、単純に価格で時計を選んでいるのではなく、
「時間を知る」という腕時計の機能以外の、その方自身の腕時計に対して望むスペック(=価値・好み)が満たされているかどうかを判断した上で時計を選んでいるということです。
これって程度は違ってもロレックスの場合と同じことですよね?
そういう視点からすると、こちらのコメントは
「私はロレックスではなく、3000円の時計を好んで使っています」
と自身の時計の好み・価値観を表明しているに過ぎません。
そんなこと言われても
「はあ、そうなんですか、好みは人それぞれだからね・・・」
以上の反応はできません。
ちなみに百貨店のフロアマップなどで「時計・宝飾品」というまとめ方をされているのを目にされたことがあるかと思います。
これは商品である時計の「腕時計としての機能」以外の価値が考慮された結果であることは明らかですよね。
ロレックスだからってなんなのさ!
以上、ご紹介した共感した人の多い2件のコメントに共通する点・・・
それはいかに「ロレックス」という言葉に釣られている人が多いかということです。
実際、ロレックスが高価であることは確かですが、機械式時計の中で飛びぬけて高価なわけではありません。
にもかかわらず、こういったコメントをされる方がいる、そのコメントに多くの方が共感されているということは
ロレックスに対する「高価」「お金持ち」などといった強すぎるイメージから生じているある種の誤解によるところが大きいのではないでしょうか。
逆に言うとロレックスのブランド力の強さの裏返しとも言えそうです。
またこういったコメントをされる背景には
「腕時計」という一般に身近なアイテムであることも関係がありそうです。
フェラーリが高速で大破しても「そもそもフェラーリって欲しい?」とはなかなか言わないでしょう。
空き巣が侵入して貴金属を盗んでも「宝石って所詮ただの石でしょ?」とは言わないでしょう。
ある社長が有名アーティストの絵画を購入しても「絵を買う人の気持ちがわからない」とは言わないでしょう。
これらはそれぞれ自動車(スポーツカー)の価値、アクセサリーの価値、美術品の価値という単一のベクトル上にあるハイスペックなものという位置づけになるかと思います。
良いスポーツカー=フェラーリ
良いアクセサリー=宝石
良い美術品=有名アーティストの作品
そして基本的には「良い」=「高級」という考えが多数の方の中で成り立ちます。
これらは高額であっても「好きな人は好きだから購入する人もいるよね」と納得でき、
さらに興味のない人はそのモノ自体に対して
迷うことなく”買わない”という選択肢を取ることができます。
「スポーツカー?趣味じゃないので買わないよ。家族が乗れる車がいいんだよ。」
(自動車に関しては好み・趣向によってきっちりラインナップの住み分けができているとも言えそうです。)
それではロレックスの場合はどうでしょうか。
ロレックスは「腕時計」です。
腕時計は比較的生活に密着したアイテムで実用性の高いものであり、
趣味で腕時計をつける/つけない自体を選択しているケースは比較的少ないでしょう。
そのため腕時計を所持している方は多いと思いますが、
「良い腕時計はどういうものか」と考えると・・・?
腕時計に対して望むスペックは多様であるため良い腕時計=ロレックスとはならない方は多いのではないでしょうか。
また生活に必要なものという視点ではコストパフォーマンスの良いものが好まれるのも当然でしょう。
そうすると「良い」=「高級」は成立しにくいわけです。
一方で「高級な腕時計は?」と尋ねると
ブランドに対する強いイメージが故に「ロレックス」を挙げる人は多いでのではないでしょうか。
つまり腕時計の価値と価格に対するギャップが存在していることになります。
そうした方々にとっては、
ロレックスは比較的身近にある
「高価だけど価値のわからないもの」
の一つとなっているのでしょう。
報道の在り方にも疑問が・・・
このニュースって偽札を使って捕まったって事件ですよね。
ロレックス、事件に大してかんけぇねぇ~
そもそも「ロレックス」って情報必要ですかね?
引用の記事でも「ロレックスの腕時計の購入代金として」とありますが
「腕時計の購入代金として」でも
「インターネット経由で売買契約した商品の購入代金として」でも
事件の内容は問題無く伝えられるはずです。
「ロレックス」というワードを使用したとしても、
中古でも高値で取引されるという背景を踏まえての「ロレックスの腕時計」ということならば理解はできますが、そういった補足の記載もありません。
この事件で私たちが一番に学ばなければならないのは、
-直接お金をやり取りをする個人売買では偽札を使用されるということがあり得る
ー自分たちが被害者にならないために、こういった取引はなるべく避けるなど自衛の手段を考える
などといったことなのではないでしょうか。
しかし結果として実際コメント欄を見ると
事件とは直接関係のないロレックスに関するコメントが多数・・・
私自身も「ロレックス」というワードに目を引かれた一人ですが、
ただの話題性での「ロレックスの腕時計」という記載だとしたら、
ロレックスに対するイメージを無意味に際立たせているだけであり、
本当に社会に有益なニュースの記事とは言えないのではないでしょうか。
せめてこの記事くらいでは啓発しておきましょう。
直接お金をやり取りする個人売買では慎重に取引を!
ロレックスどこで買える?~正規店と並行輸入店のメリット・デメリット~
ロレックスを買いたい!
「時計なんてスマホで十分」なんてナンセンスな意見も聞こえる昨今ですが、そんな中でも機械式時計に魅力を感じる人が多いことも確かです。
そして機械式時計といえばロレックス!
そこでロレックスを買いたいと決断した方の多くが最初に思う疑問・・・
「・・・で、ロレックスってどこで買えるの?」
やはり高い買い物ですからどこでもいいというわけにはいかないですよね。
そこでロレックスはどこで買えるのかについてまとめてみました。
新品を買えるお店は正規店または並行輸入店
実際にロレックスを買えるお店といって真っ先に思い浮かべるのは伊勢丹や高島屋などの百貨店内などにある正規店ではないでしょうか。
正規店は日本の代理店であるロレックスジャパンの店舗になります。
もうひとつは独自のルートで海外で買付をし国内で販売を行っている並行輸入品を扱っている並行輸入店です。
正規店以外でロレックスを扱っているお店という認識でも良いかと思います。
こうしたお店では中古品も扱っていることが多いです。
さて、ロレックスの購入を考えた場合、
-正規店と並行輸入店は何が違うのでしょうか
-どちらの店舗で購入するのがよいのでしょうか
正規店と並行輸入店、それぞれについてのメリットとデメリットをまとめてみました。
正規店のメリット・デメリット
正規店の最も大きいメリットとしては価格です。
ネットで検索してみるとロレックスのプロフェッショナルモデルのほとんどはプレミア価格となっており、中には定価の倍以上の価格となっているモデルもあります。
そういったモデルであっても正規店であれば定価で買うことができます。
また正規店で扱っている商品は新品のみになります。購入の際に日付の入ったギャランティーカードが発行され、購入日から5年間の保証が付きます。
何かの記念で購入を考えている方にはより適していると言えるでしょう。
さらに当然ですが新作モデルは正規店で最初に発売されます。新作モデルをいち早く手に入れたいと考えるならば正規店での購入を考えることになりますね。
正規店のデメリットとしては、プロフェッショナルモデルの在庫が無い場合が多いという点になります。
売れ行きに合わせて入荷本数が増えるということはなく、さらに転売目的で購入するために正規店に訪れる方もいるため、
非常に競争率が高く常に品薄状態です。
また商品の予約なども受け付けていません。
同様に他店の在庫状況も確認できませんので手に入れるためには実際に複数の店舗に足を運ぶしかありません。
最初に正規店へ訪れた際にお目当てのモデルに出会えたならばよほどの幸運と言えるでしょう。店舗に在庫がない場合、複数の正規店に複数回通うことが必要になるわけですがそのための時間や交通費等の費用も発生してしまいます。
ちなみにデイトジャスト等のクラシックモデルに関してはプロフェッショナルモデルと比較して品揃えが豊富です。
正規店で購入するメリット
- 定価で買える
- 新品でありファーストオーナーになれる
- 購入日のギャランティーカードが発行される
- 購入日から5年間の保証がある
- 新作が最も早く買える
正規店で購入するデメリット
- プロフェッショナルモデルがほとんど店頭に無い
- 商品の予約ができない、他店の在庫も確認できない
- 正規店へ複数回通う場合、時間と費用がかかる
並行輸入店のメリット・デメリット
並行輸入店は購入という観点から考えると大きく以下の2つに分かれるのではないでしょうか。
1.並行輸入専門店
2.家電量販店の時計売場
両者に共通するメリットとしてはともに正規店よりも在庫が豊富であることが挙げられます。
共通するデメリットとしては人気のモデルは定価では買えない(プレミア価格である)という点です。
価格は店や商品の状態によって異なりますが、相場はどこもだいたい同じくらいと考えてよいでしょう。
並行輸入の専門店
並行輸入店と聞くとにまず最初に「本当に本物?偽物だったりしないか?」という疑問が湧いてくる方もいるかと思います。
店舗を構えてネットでも取り扱いのあるようなお店、名前が知れているような店は、偽物を売っていたとなると信用に関わる大問題です。そのため本物であることは慎重に鑑定されているはずですので基本的には大丈夫かと思います。
規模の小さい店、実店舗が無くネットでしか取り扱いのない店など、あまり名前を聞かないようなお店は本当にその店が信用できるかどうか念のため確認をした方がよいでしょう。そのための手間を考えると同じような条件(価格・状態)なら積極的に選択する必要は無いのかなと思います。
また相場に比べて明らかに価格が低い場合は偽物(コピー品)を疑った方がよいでしょう。
並行輸入専門店メリットとしては複数店舗ある場合は他店の在庫を取り寄せ、また気になった商品は取り置きすることができるなど、購入時のサービスが充実していることです。
また店頭で欲しいモデルを目にする機会が多いため、商品を実際に試着して確認することができます。日常身に着けるものですので試着することで実際の大きさや色、重さなどを確認しておきたいですよね。
正規店で買いたいという方も試着のために訪れてみてはいかがでしょうか。(正規店でも試着はできますが、そもそも商品が無いので・・・)
お住まいの地域によっては並行輸入専門店は店舗の数が多いということもメリットでしょう。全国各地に店舗を展開しているお店も多く、正規店は近くにないけど並行輸入専門店ならあるという方も多いのではないでしょうか。
中古品については商品の状態によって「新品(同様)」「未使用品」「美品」など様々なランク付けがされています。
デメリットという程ではないかもしれませんが、購入を検討する際は実物の状態を確認して自分で納得いく商品であるかどうかを見極める必要があります。
時計に関する知識があるに越したことはありませんが、店員さんとコミュニケーションをとり、気になる商品については積極的に説明を聞きましょう。
家電量販店の時計売場
中古品の取り扱いはありませんので新品のみになります。
メリットとしては購入時に各家電量販店のポイントがつくという点です。ポイントによって他の並行輸入専門店よりも多少割安で買える場合があります。
主要な家電量販店では5%のポイントがつきますので大きな金額ですよね。
デメリットとしては総じて他の並行輸入専門店よりも品揃えが良くないという点です。
店舗にもよりますがロレックス自体が数本程度という状況も珍しくはありません。
外国人観光客がよく訪れるような都心部の店舗は品揃えが豊富です。
(私が見た中ではビックカメラ有楽町店が一番充実してたように思います。)
並行輸入店のメリット
- 正規店に比べて在庫が豊富
- 他店の在庫状況の確認、取り寄せ、商品の取り置きなど購入時のサービスが充実
- 正規店よりも店舗数が多い
並行輸入店のデメリット
- 定価で買えない(プレミア価格である)
- 信用できるお店を探さなければならない
- 自分で商品の状態を見極めなければならない
そりゃあ、みんな正規店で買いたいよ!
どうでしょうか。
正規店と並行輸入店、どちらで買いたいかと尋ねられると正規店の圧勝ですよね・・・
となると「どこで買うか」を考える必要は全くありません。
まずは正規店、
売っていなかったら並行輸入店
という優先順位は変わらないのであれば、どこで買うかは
自分の欲しいモデルが「正規店に在庫があるかどうか」に完全に左右されることになります。
正規店に通えるかどうか
正規店での購入を考えた場合、
お目当てのモデルになかなかお目にかかれないという状況では、実際に正規店で出会えるまでかなりの長期的な期間を考えておかなければなりません。
さらに正規店が生活圏内にあり、正規店に複数回通うことができる環境ならまだしも、
多大な時間と費用をかけて正規店に通うというのはなかなか厳しいですよね…
というわけで以下のように
正規店に通えるかどうかで購入する店を検討してはいかがでしょうか。
正規店に通える方
今すぐに欲しいというわけでもないし
並行輸入店での購入はいつでも検討できると考えると・・・
→とりあえず正規店に通ってみましょう!
お目当てに出会えたらラッキー!!
買えた時の充実感は半端ないでしょう!!!
正規店に通えない方、正規店に通う努力はしたくない方
いつ買えるかもわからないのに正規店に何回も通ってられないよ・・・
正規店通いなんて、お金と時間の無駄だよ、そんなヒマも無いし・・・
→並行輸入店での購入を検討しましょう!
正規店で買えない以上、
事実上「プレミア価格=定価」と考えれば
高くはないでしょう!?
ミルガウスの文字盤カスタム~黒かZブルーか~
ミルガウスがいいな!と思った方、どの色がお好みですか?
ミルガウスを所持している方、どの色をお持ちですか?
私の場合、ミルガウスに興味を持ち出した当時の現行モデルのラインナップは
白、黒、黒GVで
最初は黒GVがいいな!と思っていました。
そう2014年までは…
2014年のZブルーの登場により迷いに迷った上で今年、Zブルーを購入しました。
ミルガウスの購入を検討されている方の中では、どちらの色がいいか迷われている方もいるのではないでしょうか。
ミルガウスのラインナップ
ざっと現行ミルガウスの系譜を辿りますと、
2007年 ミルガウス生誕50周年で復活
116400(黒、白)、116400GV(黒GV)
2014年 116400GV(Zブルー)が追加
2015年 116400(黒、白)生産終了
~2019年 現行モデルは116400GV(黒GV、Zブルー)の2モデルに
現行2モデルの違いは文字盤のみ!?
さて現行の116400GVである黒GVとZブルーですが、仕様としてはどちらもオイスターケースにステンレスベルト、オレンジの稲妻秒針、グリーンガラス・・・
そうです、黒GVとZブルーの違いは文字盤のみの違いになります。
文字盤だけの交換ができる!
ある正規店でミルガウスについて店員さんと話していたところ、
Zブルーを試着していたお客さんが既に黒GVを所持していると聞いて、文字盤だけの交換もできますよという話をした、とおっしゃっていました。
へぇ~そんなことできるんだ!
ということで後日、サービスカウンターで詳しく聞いてみました。
ミルガウスの文字盤交換
サービスカウンターで尋ねてみたところ、以下のように回答をいただきました。
・Zブルーから黒への文字盤の交換は可能だが
黒からZブルーへの交換はできない
・文字盤を交換した場合、古い文字盤(Zブルー)は返却されない
つまりZブルーを所持している場合にのみ黒の文字盤に交換することが可能であり、その後はZブルーに戻すことはできないということになります。
というわけで最初にお話を伺ったショップの店員さんの認識は間違っていたようです。なかなかこういった問い合わせも無いでしょうし、今回お話を伺ったサービスカウンターの方も他の方に確認しながら回答していただいたので無理もないかもしれませんね・・・
なお交換する場合の費用は以下の通りとなるようです。
文字盤交換費用 ¥39,000(税別)
技術料 ¥12,000(税別)
計 ¥51,000(税別)
※金額は2019年7月時点での情報となります。
技術料についてはオーバーホール時に交換を依頼した場合は必要ありません。
場合によっては安くZブルーを手に入れられる!?
ここで疑問を持たれている方もいるかもしれません。
え?なんで黒からZブルーには交換できないの??
Zブルーを黒に交換できるわけですから、
技術的または仕様の問題で交換できないというわけではないでしょう。
理由については教えてもらえませんでしたが
「スイス本社で取り決めされた事項」とのことでした。
ミルガウスに関しては同様に、グリーンガラスをクリアガラスに交換するということもできないのだそうです。
ただこういった取り決め事項は恒久的なものではなく、
これまで交換不可とされていたものが交換できるようになった、というような
取り決めされた制約事項が変更となるケースが実際他のモデルでもあったようです。
ということは・・・
Zブルー 新品¥974,980(中古¥893,000)
黒GV 新品¥973,980(中古¥835,000)
となっており、
最安値としてはZブルーが新品で約1万円、中古で6万円弱ほど高値となっています。
一時期ほどのZブルーと黒GVとの差は無くなってきているようですが
まだ幾らかはZブルーが高値となっていますね。
もし、黒からZブルーへの文字盤交換が可能となった場合
というあくまで仮定の話ですが
上記の価格から考えると、
中古の黒GVを購入しオーバーホールのタイミングでZブルーの文字盤に変えることで、最初から中古のZブルーを購入するよりも結果的には安くZブルーを手に入れることができる可能性があります。
現状、定価は黒GVとZブルーは同じですのでZブルーへの文字盤交換も同じ費用であると仮定しましたが、
Zブルーへの文字盤交換費用が黒へ交換するよりも高価となった場合でも市場価格の変動によっては十分お得になる可能性もあります。
また逆に市場価格が逆転し、黒GVがZブルーより高値になったという場合でも
交換費用¥39,000以上の価格差があれば最初にZブルーを購入することで
少ない費用で黒GVを手にすることができます。
色で迷っているだけなら先に見つけた方を買っちゃっては!?
それでは「う~ん、どっちの色がいいか迷う!決められない~」という方はどうすればよいでしょうか。
購入後も交換可能なZブルーを購入したほうが良いのでしょうか。
確かにロレックスは一生付き合える時計ですのでZブルーを購入し、そのうち黒に交換してみようというのも良いかもしれません。
ですが現状、正規店ではプロフェッショナルモデルの在庫品はほとんど無いことが多く、それはミルガウスについても同様です。
また前述の通り、今後文字盤を黒からZブルーに交換できるようになる可能性もあります。
どちらの色がよいか決めかねているというのであれば、
いっそ最初に店頭で出会った方を購入するという手もあるのではないでしょうか。
やはり購入を決意してから実際に手に入れるまでの時間は短いほうが良いですよね。
最後の決断を運に任せるということになりますがそれも運命として受け入れましょう!
ロレックス×仮面ライダー!?
オレは王様になる!(時計の)
息子が興味を持ち出して以来、ついつい毎週楽しみに見てしまっている仮面ライダーシリーズ。
現在、平成20作品目にして平成最後の仮面ライダーとして放映されているのが
「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系列 毎週日曜朝9:00~)です。
仮面ライダージオウは平成の集大成ということで、これまでの平成ライダー(レジェンドライダー)のキャストが出演するなど、仮面ライダーファンの中でも話題となっていまるようです。
そんな平成仮面ライダーですが作品毎にモチーフが存在しており、今回の仮面ライダージオウでは「時計」がモチーフなのです。
© 2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/rider/zi-o/
思いっきり顔面が文字盤・・・
上半身に施されているのはステンレスベルト・・・
変身アイテムも「○○ウォッチ」と名付けられた懐中時計のような形状のアイテムをベルトにセットして変身し、タイムマジーン(タイムマシン)に乗って過去の仮面ライダーの時代へとタイムスリップしたりします。
まさに平成を総括して振り返るという意味では時計はうってつけですね。
このジオウに変身する主人公・常磐ソウゴがこれまたちょっと変わり者でして、夢はなんと「王様になること」(!)
オイオイちょっと大丈夫かと思いますが、王様を目指すようになった理由にも訳があったり・・・と、このあたりの本編の内容にはあまり深入りしないようにします。
ジオウはステンレスのアナログ時計を模した姿ですが、他にはラバーバンドのデジタル時計のような仮面ライダーゲイツ、スマートウォッチのような仮面ライダーウォズといったキャラクターも登場します。
仮面ライダージオウのモチーフはロレックス!?
時計、王様・・・
ここで連想してしまうのは、王冠マークがロゴとして施されたロレックスですね!
実際、ロレックスはブランド設立時に時計の王様を目指して王冠をロゴにしたという説もあるそうです。
現在でこそ王様にふさわしいブランドとして君臨していますが、なかなか思い切ったロゴマークだったのかもしれません。
この段階でロレックスを連想してしまうというのはただのロレックス好きだけかもしれません。
ですがまだロレックスを連想させる要素がありますのでご紹介します。
仮面ライダーには異なるフォーム(形態)が存在します。
簡単に言うとパワーアップした姿です。
その一つが仮面ライダージオウII(ツー)です。
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/rider/zi-o/
外観は時計2つを合体させたような姿ですが「II(ツー)」!?
「II(ツー)」という呼称を用いるところは、やはり「エクスプローラーII」を連想してしまいます。
とするとノーマルのジオウは「エクスプローラー」といった位置づけということでしょうか。
さらにジオウの未来の姿(当初の未来は王様ではなく、魔王になっている)とされるのがオーマジオウです。
© 2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/rider/zi-o/
こちらは完全にクロノグラフ、文字盤にはダイヤ、しかもゴールドになっちゃってるし。
というわけで「デイトナ」でしょう!
他のフォームももちろん・・・
どんどん続けて行っちゃいましょう!
仮面ライダージオウトリニティです!
© 2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/rider/zi-o/
・・・
うーん、トリニティ
これはまあね、ゲイツとウォズが合体して三位一体(trinity)ということだから、実際の時計のモデルに例えるのはちょっと違うかなー
「時計 トリニティ」で検索するとカルティエの時計が出てきますね。
まあそういうパターンもあるのかなー。
そして次回の放送(6/23)で登場予定の新フォーム、
その名はグランドジオウです!!
(本編未登場のため画像は控えます・・・)
グランドねぇ
グランド・・・
グランド・・・
グランドセイコー!!
というわけでロレックスに完全に寄せているわけではないようです
これからの展開にも期待
というわけで特別ロレックスを意識しているというわけではなさそうですが、やはり時計ということでロレックスを参考にしているという部分はあるのかもしれませんね。
注)上記記事の内容は完全に私個人の想像とこじつけによる内容であり、公式の情報によるものでは一切ありません。
このように仮面ライダーでは公式には明らかにはされませんが隠れた小ネタが存在します。そういった点に注目して探しながら観るというのも楽しみのひとつです。
本編はこれから秋にかけてクライマックスに近づいていき、時計にまつわるネタも一通り出尽くした感も無くはないですがまだわかりません。
また2019年7月26日に劇場版が公開されますが、こちらに関してもテレビの内容と密接に関わるストーリーになるとともに、劇場版ならではのフォームも登場すると思いますので非常に楽しみです。
今後の展開にも期待したいですね。
ロレックス正規店を回ろう【札幌】
札幌には2店舗
地方の正規店はプロフェッショナルモデルは入手しやすいのか。
神戸に続き今回は札幌です。
神戸の正規店についての記事はこちらです。
北海道へ訪れる場合、札幌は主要な観光スポットの一つでしょう。北海道在住の方にとっても買い物などで訪れる機会は少なくないのではないでしょうか。
JR札幌駅からすすきの方面にかけて商業地域が広がっていますが、その割にはごちゃごちゃした雰囲気もなく、また背の高いビルも多くはないため街の印象としては広くスッキリとした感じがあります。
至る所に新しいスポットもできているようですし、狸小路のような昔ながらの雰囲気のアーケード街もあったりと、アップデートされながらも魅力を維持している街と言えるのではないでしょうか。
あとなぜかゴハン屋さんやスイーツのお店などが全部おいしそうに見えてしまいます・・・
ロレックスショップ 大丸札幌
5F 営業時間10:00~20:00
札幌駅直結の大丸札幌5Fにある時計売場に正規店があります。最初の札幌駅の画像左側の建物が大丸札幌になります。JRの改札前コンコースにも入り口があり駅の待ち合わせスポット的なスペースになっていますので人で賑わっているような印象を受けました。
ロレックスのショップは5Fフロアの北側中央あたりにありますので中央エスカレーターからも見つけやすいでしょう。
ロレックスショップ 三越札幌
本館1F 営業時間10:00~19:00
札幌駅から駅前通りを大通公園方面へ向かい、大通公園を過ぎた左手に三越札幌があります。
大通公園側の入口である本館1Fの駅前通り入口(画像の中央付近にあります)から入ってすぐのところにロレックスのショップあります。通り沿いに広告も出ていますので地上からの場合はすぐ見つけることができます。お店の広さはやや狭いようでした。
アクセスは良好
札幌の正規店はJR札幌駅と大通公園、この2ヶ所に隣接しているため観光にしてもショッピングにしても立ち寄り易い立地なのではないでしょうか。
大丸札幌は駅直結ですしフロアも5Fなのでエスカレーターでもストレス無く行くことができます。
札幌三越についても駅前通り沿いの大通公園の側にあるので、観光などで札幌に来た場合にも正規店を訪れるために多くの時間をかけるということにはならないかと思います。
また札幌駅から札幌三越まで地下道で繋がっていますので天候や信号などの影響無く徒歩で行くことができます。所要時間としては10分ちょっとというところでしょうか。
ただ、地下道をひたすらまっすぐ歩くため思ってたより歩くな、という感じがしました。あまり歩きたくないという方は短い距離ですが地下鉄南北線を利用してもよいかもしれません。
やはりプロフェッショナルモデルは品薄
プロフェッショナルモデルの品揃えに関しては他の正規店と状況は変わらないようでした。ただ、話を聞く限りでは店頭に並べてもすぐ売れてしまうというよりは、入荷本数自体が少ないというような言い方をされていました。
当然ですが全国の正規店がどこも同じ入荷状況というわけではありません。各店舗の売上によるのか、ビジネス戦略的なものに基づいているのか、入荷本数についてどのように決定されているのかはわかりませんが、店頭に出せばすぐに売れてしまうという状況では単純に来店者数の少ない店舗は入荷本数も少ないということは十分に考えられ得るでしょう。
外国人観光客の増加で競争率もアップ?
数年前に札幌を訪れたときよりも外国人観光客の人数が多いように感じられました。地元の方やタクシーの運転手さんも、最近は中国や韓国の観光客が増えており海外資本の会社が新しいホテルを建てたり土地を買ったりしているという話をされていました。
今回の2店舗はどちらも百貨店内にあるということで、店内にはブランドショップを訪れる外国人観光客の姿がよく見られ、客層としては地元の方というよりは観光客が目立っているように感じました。
また外国人のみならず日本人にとっても北海道は以前から人気のある観光スポットです。地元の方々の需要と他都府県や海外から来る方々の需要を考えると、外国人観光客の増加により競争率は高まってきていると言えるのではないでしょうか。
そもそも「地方の正規店で入手しやすい」とは?
地方の正規店=東京大阪以外の正規店という勝手な認識でおりましたが、神戸・札幌と訪れてみると多少の違和感を感じてしまいました。
「地方の正規店ではプロフェッショナルモデルを入手しやすい」
これが意味するところはつまり、
「買い求めに正規店を訪れる人(需要)が少なく店頭に置かれてから売れるまでの時間が長い」ということになるかと思います。
もちろん先ほど触れたとおりに入荷本数が少ない場合はその影響もあるとは思いますが、神戸や札幌のような大都市かつ観光が盛んである都市においてはまだまだ需要が上回っておりプロフェッショナルモデルを入手しやすいという状況ではないと言えるのではないでしょうか。
そういった意味では東京や大阪と変わりはなく、地方の正規店の状況に関しては、まだまだ他の正規店を訪れてみなければわからないのではないかと感じました。
ロレックス正規店を回ろう【大阪・梅田】
大阪・梅田は2店舗
神戸に引き続き大阪梅田いわゆる「キタ」の2店舗にも訪問してみました!
こちらの梅田の2店舗も駅周辺の百貨店にある正規店です。この辺りも2013年にグランフロント大阪が「うめきた」再開発エリアにオープンするなど、ここ数年で変化を遂げている街なのではないでしょうか。
ロレックス 阪急うめだ本店
7F 営業時間10:00~20:00(21:00)
梅田の地下街と直結する入り口から阪急うめだ本店に入店することができます。7Fフロアの御堂筋側にある時計売場にロレックス正規店があり、御堂筋側のエスカレーターすぐそばです。百貨店にある店舗の広さとしては標準的な広さです。
ロレックス 大丸梅田店
11F 営業時間10:00~20:00
こちらも梅田の地下街に直結する入口があります。ロレックスは11Fの中央付近にあるため、JR側、阪神側どちらから入館してもショップの場所は見つけやすいでしょう。
広さ的には阪急うめだ本店とそれほど変わらずといった感じでしたが、クラシックモデルのラインナップやプロフェッショナルモデルも数本店頭にあるなど、品揃えに関しては大丸梅田店の方が良かったように感じました。
全然関係ありませんが大丸梅田店の読み方は「うめだてん」ではなく「うめだみせ」と読むそうです。「~みせ」は「~てん」よりも古い読み方で、一般的に関東では音読みが好まれ関西では訓読みが多いためにこの読み方となったとか。
大阪の百貨店は盛況!?
連休中に訪れたため人が多いのはある程度予想していましたが、梅田駅周辺だけでなく、百貨店内のお客さんも多く活気があるなという印象を受けました。(特にポケモンセンターオーサカとトミカショップのある大丸梅田店13Fはフロア中に会計待ちの列がぐるりとできている状況ですごい人でした…!)
実際に正規店への訪れている方の数も多いようで、店員さんも常に入れ替わりでお客さんと接客しているような状態で忙しそうな様子でした。そのため両店舗共に必要以上の会話はしませんといった感じで接客に関しては素っ気無く、あまりよい印象は持てませんでした。品揃えとしてもやはりプロフェッショナルモデルの品薄は変わらずのようです。
不馴れな観光客にとってはアクセスはよくない
2店舗ともに梅田の地下街に直結しており距離的にも近いはずなんですが・・・
まずは梅田地下街の「ダンジョン」が観光客にはハードルが高いです。大阪在住の方には「東京駅や新宿駅の方がわからない」と言われてしまいましたが、馴染みの無い私にとってはどこへ行くにもマップを確認しながらという状態でした。
また両店舗ともに百貨店の高層フロアにあるため気軽に立ち寄れるというような感じではありませんでした。エレベーターの使用時、乗り降りする際の待ち時間がかかったりなど、立地の割には時間がかかってしまうと感じました。
大阪には他に4店舗
大阪には他に心斎橋やなんば、天王寺に正規店が4店舗あります。今回これらの店舗を訪ねることはできませんでしたが、梅田の2店舗と合わせてこれからの店舗は比較的近い距離内にまとまっているといえます。
馴れている方は梅田の地下街もスムーズに通れるでしょうし、大阪の6店舗は正規店巡りをするという点においては効率は良さそうな気がします。
ですが裏を返せば、効率よく回ることができるが故に、大阪を中心に正規店を巡る方々の多くがこれらの6店舗全てを回る可能性が高いとも言えます。他の4店舗は訪れていませんので実際の様子にもよるところはあると思いますが、立地条件からすると各店舗における競争率にはあまり差は無いのではないでしょうか。
また、さすがは大都市大阪、正規店の店舗数が多いとは言っても来客数も多そうでしたので特別入手しやすいといった状況では無さそうです。
近隣の正規店としては神戸に2店舗、京都に2店舗、和歌山に1店舗あります。特に梅田から神戸三宮まで電車で30分程度で行けますので、大阪を中心に探されている方はこちらも正規店巡りの圏内として十分考えられるのではないでしょうか。
500円玉貯金で貯まった小銭を入金しよう
ゆうちょ銀行が便利!
500円玉貯金で貯まった枚数の多い硬貨・・・
貯まったのは良いのですがこのままでは使うのに困りますね。
ちなみに500円玉貯金の詳細は以下の記事に記載しております。
というわけで
500円玉×316枚=¥158,000を入金してきました!
大量の小銭をまとまった紙幣に替えようと考えた場合、自身が口座を持っている金融機関に入金するというのが一般的ではないでしょうか。しかし大手銀行や地方銀行では入金する枚数によって手数料がかかるところがあります。また予め金額を数えておかなければならないところもあるようです。更に支店によっても対応が異なるようなので、自分が入金しようとする店舗ではどうなのかを前もって調べておかなくてはなりません。
その点、ゆうちょ銀行はどの支店でも硬貨の入金は枚数に関わらず手数料なし、窓口で計数してもらうことができるので金額を予め数えていく必要はありません。これは非常に便利ですよね。ゆうちょ銀行に口座を持っている方はメインで使っている口座でなくてもすぐに引出しをするだけで両替したことになります。
口座を持ってなくてもゆうちょ銀行は全国各地に支店がありますので、硬貨の貯金をしている、またはこれから始めたいと考えている方は口座の開設を検討してみてはいかがでしょうか。
ATMでも入金は可能だが恐ろしいリスクが
郵便局に設置されているゆうちょのATMでも小銭を入金することができます。ただし以下の点に注意する必要があります。
- 旧五百円硬貨は使用できない
- 一回の枚数は100枚まで
- 投入時に異物(ゴミ)を除かなければならない
- 硬貨の受け付け時間が限られている(平日7:00~21:00、土日祝日9:00~15:00)
500円玉貯金をするのに旧五百円硬貨かどうかをいちいち確認しながら貯金する、貯まったあとで旧五百円硬貨を除くというのは明らかに手間ですよね。また投入枚数をいちいち100枚ずつに分けるのも面倒です。さらに投入時の異物についても、気を付けていても混入する可能性は少なくないのではないでしょうか。
基本的にこれらの注意事項はATMの詰まりによる故障を防止するためです。硬貨の受け付け時間もATMが詰まったときに対応できる時間帯という理由で設定されているようです。
そのため硬貨の受け付け時間は利用者が比較的多い時間帯が含まれているかと思います。
後ろに列ができているATMで100枚ずつジャラジャラ時間をかけてやった挙げ句にATMを詰まらせる・・・
そんな状況を考えただけでゾッとしますね。
他の銀行のATMでも硬貨の入金が可能なものがありますが詰まりによる故障のリスクが同様に存在します。
ゆうちょ銀行の窓口で預ける流れ
というわけでATMよりも窓口の方がはるかに安心です。また時間的には多少かかるかもしれませんが自分で行う作業はほとんどないので楽でもあります。他の記事では「あるだけ入金」という呼称で紹介されている場合もあるようですが「あるだけ入金おねがいします!」なんて言わなくても普通に手続きをしてもらえます。(←なんか言うのに抵抗を感じるのは私だけでしょうか。)
窓口での手続きの流れは以下のようになります。
入金票を記載する
まずは入金票に必要事項を記載をします。窓口には補助の係員がいることが多く、入金票の置いてある場所や書き方を教えてもらえるので空いている時間帯ならば特に迷うことなく記入できるでしょう。この際、金額を書く欄は後で窓口で計算してから記載するので書く必要はありません。書き終えたら窓口対応のための番号札を引いて窓口の順番を待ちます。
窓口で計数してもらう
窓口で多数の五百円硬貨を口座に入金したい旨を話し硬貨を預けて計数が終了するのを待ちます。硬貨は窓口の奥にある機械で計数されます。予め数えていく必要は無いのですが、五百円硬貨のみであれば数えやすいですし金額も大きくなるかと思いますので心配な方は事前に数えて行ってもよいでしょう。
入金票に金額を記入する
計数が終わると枚数と金額を教えてもらえますので、先ほど記載した入金票の金額欄にその場で金額を記入します。
キャッシュカードまたは通帳を提出
金額を記入した入金票、キャッシュカードまたは通帳を提出し、暗証番号を専用端末に入力すると入金処理をしてもらえます。
すぐに紙幣として受け取りたいという場合はその後でATMで引出しをすると良いかと思います。両替としての業務扱いではありませんが手間をかけずに両替と同じように紙幣として手にすることができますね。
おわりに
窓口での硬貨の入金は面倒というイメージがありますが、ゆうちょ銀行の口座であればちょっとした時間さえあれば手数料をかけることなく簡単にできます。
今回、窓口へは他の用件も兼ねて訪れたのと、担当の方が新人さんへの研修をしながら作業されていたため硬貨の入金のみにかかる所要時間ははっきりとはわかりませんが、実際の作業の様子から考えると手続き自体の所要時間は15分以内といったところではないでしょうか。(もちろん混雑具合にもよるとは思います。)
口座への入金ですからすぐにまとまった現金として取り扱いができるようになるのは便利ですね。